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NPO法人IFE

旅行道

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日本からアフリカへのフライト(01)

アフリカ(※1)へ行くには、当然ながら飛行機を使う。しかし、日本からの直行便は現在は無く、どこかで乗り継がなければならない。では、日本からアフリカへは、どのような航空会社が就航し、どこを経由すればいいのだろうか。

最も便利なのは、エミレーツ航空である。関空、もしくは成田を夜に出発し、早朝にアラブ首長国連邦のドバイに到着する。ドバイからは数時間以内の乗り継ぎで、アフリカ各都市へは出発翌日の日中に到着するダイヤが組まれている。就航都市は、アクラ(ガーナ)、アビジャン(コートジボワール)、ラゴス(ナイジェリア)、ダカール(セネガル)、ナイロビ(ケニア)、ダルエスサラーム(タンザニア)カンパラ[空港名はエンテベ](ウガンダ)、アディスアベバ(エチオピア)ヨハネスブルグ、ケープタウン、ダーバン(3つとも南アフリカ共和国)、ルアンダ(アンゴラ)、ポートルイス(モーリシャス)、ビクトリア(セイシェル)である。現地から日本へ帰る際は、ドバイで長時間待つことを余儀なくされる。ただ、ドバイの空港はトランジットホテルがあるうえ、免税店も充実している。また、日本国籍なら、ビザなしでドバイの街を散策することも可能である。帰国便の出発まで時間がたっぷりある時は、上手く時間を使えばよい。

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海外旅行でお金をどう持つか

海外旅行、とくにアフリカや一部のアジア諸国に出かけるとなると、お金をどのように持つかが重要な問題となる。

欧米圏では、現金だけでなく、クレジットカード、トラベラーズチェックなど現金以外を持ち歩いても問題がないことが多い。実際に、多くの人がそのようにしている。しかし、アフリカ諸国や一部のアジア諸国では、現金以外で支払うことがほとんど不可能な場合が多い。ベナンでも、一部の銀行でトラベラーズチェックを現金に換えることはできるが、買い物は現金ですることがほとんどである。カードはほとんど使えない。

しかし、数万円、数十万円に値する額を持ち歩くことに関して、不安に思う人もいるだろう。ベナンの旅行情報を何年も提供しているが、この種の事柄に関する質問も何件かあった。

では、実際どうするか。答えは、「多くの額を数か所に分散して持ち歩く」のである。

現金以外の支払い方法がほぼ無い以上、現金で支払うしかない。ただ、日本にいるときのように、一つの財布に全額入れておくというのは・絶・対・に・避けるべきである。その財布を紛失した場合、もしくは盗難された場合、一切の支払いができないからである。このことに関しては、多くのガイドブックでも記載されているとおりである。

では、どのように分散するのか?

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国際線航空券にまつわるお話

ベナンの観光PRをしていると、よく聞かれる質問がある。
「いくらくらいでベナンまでいけるのか?」
要は、ベナンまでの交通運賃である。この質問の回答は非常に幅がある。
結論から言うと、「20万〜100万円でシーズンによる」と答えるしかない。

僕はできるだけ安い値段を言いたい。少しでも多くの人に、ベナンやアフリカの国々を訪問してほしいからだ。それはPRする担当だからではなく、ネガティブなイメージが強いアフリカ諸国の現状を、自分の目で見てほしいからである。「百聞は一見にしかず」ということだ。

ただ、ゾマホン氏は講演会等で、「53万円とか、100万円とかいう。」こういう値段の航空券もあるが、これは一切の割引や制約が無い場合の航空券の話である。もちろん、彼があえてこういうことを言うのも頷ける政治的な理由もあるにはある。ただ、「逆にベナンに行きたい人を遠ざけてしまってるのでは?」と心配になるのである。

では、なぜこのような20万〜100万円と大きな差が生まれるのだろうか。それは、航空券の性質を研究すると、すぐにわかるのである。

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パスポート

さて、海外旅行の必需品にパスポートがある。今回はそのお話である。

そもそも、パスポート(あるいは旅券とも言う)は何か。パスポートとは、わかりやすく言うと、「出国証明書兼身分証明書」である。つまり、日本政府が認めた公的な出国証明書であり、国内外を問わず公的な身分証明書となるものである。これが無いと、公式に日本の外に出ることは出来ない。

ちなみに、入国許可書にあたるものはビザに当たる。ビザは、入国する国の政府が発行するのだが、日本国籍の場合、短期滞在ではこのビザが条件付きで免除される国が多い。韓国、タイ、フランス等がこれに該当する。

また、パスポートは身分証明書も兼ねている。外国では、外出時はIDカードの携帯を義務化している国もあり、現地警察に尋問されたときにはパスポートを見せることになる。パスポート以外は、原則公的ではない証明書になるので、国境を越えなくてもパスポートが必要になる場合もある。海外では、両替や宿泊の際にもパスポートの提示を求められる。なお、パスポートは日本国内でも身分証明書として有効とされており、自動車運転免許書が無い場合でも、パスポートがあれば問題ない。(ただし、運転免許書と違って、パスポートには住所と漢字の名前が記載されていない。住所や漢字での名前の証明には不向きかもしれない。)

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なぜベナンに?

時々よく聞かれる質問がある。
「どうしてアフリカに、ベナンにそこまで興味を持つようになったのですか?」

この質問に回答するには、10年ほど前に話を戻さなければならない。

私が15歳、中学3年だった1999年、「ここがヘンだよ日本人」という番組が放映されていた。地理が好きだったので、様々な国の人が出演してあれやこれや話をしたり、時々出てくる特集なんかが面白かった。通常の討論に限らず、劣化ウラン弾の被害を受けたイラクの状況、宗派によって立ち入りが制限されてるイスラエルのエルサレム、コンゴ・パパイヤツアーと称したコンゴ共和国など、どれも興味深かった。

そして忘れてはならないのが、IFEの代表であるゾマホン氏である。彼は当時、「ゾマホンのほん」を執筆し、その本の印税で小学校を建設する活動を始め、その活動がこの番組内で何度も放送された。当然ながら、彼の国のベナンの映像も出てくるわけである。この期間、私が見たベナンの景色、人々の生活、文化等に興味を持ち始めたのだ。それ以来、「ベナンに行きたい、アフリカに行きたい」、「ベナンやアフリカの社会や文化を勉強したい」と思うようになったのである。

アフリカに興味のある人の中には、動物をはじめとする自然に興味を持つ人もいるだろう。しかし、私は別に野生動物にも興味はなかった。サハラやナミブの砂漠にも興味はなかった。とにかく、向こうの社会や文化がどうなっているのかをこの目で見てみたかった。それ以来、「何としてでもベナンには必ず行こう。」そう思い始め、現在に至るのである。

今思えば、相当変わった中学生であったに違いない。

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旅好きになったきっかけ

私は根っからの旅好きである。放浪癖という病気にかかってるのではないか、と思うときさえある。隙間時間さえあれば旅行のことを考えているし、航空券の値段なんかをウェブサイトでチェックしたりもする。実際に旅に出て移動しているときでさえも、「次はどこに行こうかな。」なんて考えているから、ある意味「旅行中毒」とも言える。

そもそもなぜ私は旅が好きになったのだろうか。両親も比較的旅行が好きで、小さいときには1年に1回は国内の家族旅行をしていた。中学生になれば、祖父が持っていた南海電鉄の「株主優待乗車券」(本人以外も使用可)を借りて、関空を除く南海電鉄全線に乗り放題の特典を生かして、南海電鉄の各終点に出かけたものである。一番遠い高野山や高野線沿線にも何度も行ったものだ。ただ、このときは家族旅行を除いて全て日帰り旅行であった。

地図を見るのも好きだった。小学校のときは地図帳を結構頻繁に見ていたようで、担任の先生に「あなたは本当に地図が好きやねぇ〜」とあきれた表情をしていたのを覚えている。

もしかしたら、こういったことが旅行好きの基礎になっているのかもしれない。ただ、本格的な旅好きになるのは、もう少し後になる。

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旅行道とは?

新しく始まったIFEの連載企画「旅行道〜アフリカを、世界を旅するあれこれ〜」。ここでは、ベナン観光情報発信担当の山瀬が、旅行に関する情報、特に「アフリカ方面への旅行に関する情報」を掲載し、読者の皆さんに楽しんでもらうものである。

具体的には、以下のことを中心に書いていく。

  • アフリカ方面を旅するノウハウ
  • 旅行中に感じたこと
  • 昔の旅のエピソード
  • 海外旅行全般に関する知恵
  • 国内旅行のお話

などなど

旅行の技術ばかりではおもしろくないし、かといってエピソードばかり書いても、トラブルめいた話が無いと、読んでいる人はおもしろくない。なので、色々なことを織り交ぜて、楽しんだり、活用したりしてもらいたい。

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