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NPO法人IFE

ベナン観光情報

旅立つ前に

マラリア対策

マラリアとはどんな病気か

マラリアとは、熱帯・亜熱帯地域において、マラリア原虫を持っているハマダラカに刺されることによって発病する病気である。流行症状としては、悪寒冷汗を伴う高熱、周期的発熱、頭痛、だるさなどといったものがあるが、症状は人によって様々である。

予防方法

とにかく、蚊に刺されないようにすること。蚊が活動する夜間や就寝時は長袖、長ズボンを着用することが望ましい。また、就寝時は蚊帳を張るといったことも必要。西アフリカ諸国の宿では、蚊帳を備え付けてあるところがある。宿泊する前に確認したほうがよい。ただし、蚊帳があっても、穴があったり破けていたりするので、クリップや輪ゴム、テープなどで応急措置をとることが必要になる場合もある。エアコンつきの部屋は普通蚊帳は無い。

さらに、日本から蚊取り線香を持参し、現地で使うのも一考。蚊取り線香は現地で手に入らないので、日本で買って行くこと。マッチなどは現地調達が可能。

現地の薬局では、マラリア予防薬"Savarine"が7,000CFAくらいで売られている。毎日のみ続けなければならないことと、人によっては副作用が出ることがある。不安な方は、この薬を服用するのもよいかもしれない。日本でもマラリアの予防薬が売られているが、非常に高価で副作用が強いため、お勧めできない。

マラリアにかかってしまった場合

すぐに病院に行くこと。薬の処方も含めて、病院で適切な処置をしてもらうのが最もよい。血液検査を必要とする場合があるが、エイズ感染が心配であれば、日本から注射器を複数持って行くとよい。

コトヌーの場合、以下の医療期間がしっかりした対応をしてくれる。日曜も開いているので、急病の場合も安心である。診察する前に、一度電話で連絡をいれておいたほうがよい。

ポリクリニック・レ・ココティエ Polyclinique les Cocotiers

  • Tel: 21-30-14-20

※コトヌー市内には、この他にもいくつか私立病院がある。

なお、大きな病院の無い田舎で病気にかかってしまったら、無理せず、宿の人などに相談して、適切なアドバイスを受けたほうがよい。いずれにせよ、マラリアなど病気にかからないよう、予防を怠らず、十分な睡眠と休養を取ることが旅の鉄則である。

※マラリアをはじめ、感染症に関する情報は、「厚生労働省検疫所-海外旅行者のための感染症情報」で確認することができる。

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